新人育成に新たな試み|新人24(トゥエンティーフォー)

新人24

春は出会いと別れのシーズン。
アルバイトスタッフを主体とする飲食業界も、スタッフの進学や就職といった生活環境の変化に伴って、人の入れ替わりが激しくなる季節です。

せっかく飲食業に興味を抱き、みたのクリエイトの門を叩いてくれた大切な新人スタッフを、どう育成すれば皆が幸せになれるのか。みたのクリエイトはずっとそれを考えてきました。

そして、この春から新たな試みが導入されました。
題して

新人24(トゥエンティーフォー)

これまでの新人育成

これまでの新人ホールスタッフ育成は、習得に時間のかかりそうな業務は後回しにして、すぐに戦力として使えそうなポジションにまず入ってもらうというやり方。

具体的には、ご来店のお客様の席案内や、初めてご来店された新規のお客様へのお店のシステムの説明などから入ってもらい、徐々に専門的知識を要する業務を増やしていくという方法。実際に同様の方法をとっている飲食店の皆さんも多い方と思いますが、これは必然的にお客様の前に立つ接客業務を先に覚えてもらうことになります。

問題点

しかし新人さんの立場からしてみれば、お客様はもちろん、一緒に働くスタッフとさえもまだ打ち解けていない時期。周りが知らない人だらけで全てが手探りの状態。これはなかなかの負担です。

一方で、実力のある中堅以上のスタッフはバックセットと呼ばれるいわゆる裏方に徹してしまう機会が多くなります。

お店を効率よく回すという観点で見ればそれは正しいかもしれませんが、お客様の立場からすれば不慣れな接客を受ける機会が多くなるわけで、サービスの観点で見ればマイナス面が大きいという問題がありました。

そこで生まれたのが、裏方から慣れてもらおうという考え。

新しい育成

といっても、「じゃあカクテル作ってみて」といわれた新人さんが、無数にあるレシピを短時間で覚えてすぐにカクテルが作れるようになるわけはないので、中堅スタッフのドリンカーのサポートから始めてもらうという仕組みを作りました。具体的には、ビールやソフトドリンクを注いでもらったり、洗い物など、補助的な作業を手伝ってもらういます。裏方からお店の雰囲気に慣れながら一緒に働くスタッフとのコミュニケーションを深めてもらおうという作戦です。

この作業を1時間消化するごとに1ポイント、合計24ポイント消化できたら初心者マーク卒業です。その後はスタッフの適性を店長が判断して育成を進めます。例えば、そのまま引き続きドリンカーとしてカクテルの初級を教えてもいいですし、電話対応や新規説明など習得にある程度時間を要するものを教えてもいいですが、できるだけ接客は最後にやってもらうというのが鉄則です。

 

まだ走らせたばかりですが、この仕組みのおかげで新人ホールスタッフの不安は減り、お店のサービス力は本来のポテンシャルを発揮できそうです。